日本財団 図書館


これまでの小型のリグ試験装置での試験では、SV=10000(h-1)、原料ガスの流量は0.016L/s、触媒の体積は0.0059Lの条件で試験を行っている。そこで、小型のリグ試験装置での試験と同様な条件で実機における流量の原料ガスを改質するためには、SV=10000(h-1)の場合、11.9Lの体積の触媒が必要である。

 

3) 1/30スケールの改質装置の検討

実機用の改質装置は、装置としてかなり大きなものになるため、以下で、実機の1/30のスケールの改質装置の検討を行った。

表27に、1/30スケールの改質装置における排気ガス入口と出口、原料ガス入口と改質ガス出口の温度および流量を示す。

 

表27 1/30スケールの改質装置における排気ガス入口と出口、原料ガス入口と改質ガス出口の温度および流量

069-1.gif

 

表28の原料ガスの欄に示した流量の混合ガスを改質することで、同表の改質ガスの欄に示した流量の混合ガスを得る。

 

表28 1/30スケールの改質装置における原料ガスおよび改質ガスの各成分の流量(NL/s)

069-2.gif

 

今回、熱交換機能を持ったガス改質装置、金属多管式熱交換器の検討を行った。図31に実機の1/30のスケールの改質装置を示す。また、図32に実機の1/30のスケールの改質装置(図31のAAおよびBB断面図)を示す。

この改質装置は、その内部に熱交換用パイプが配置され、そのパイプ間にガス改質用触媒が充填された構造を有する。多数平行にパイプを並べ、その外側にアルミナ繊維に担持した触媒を充填する。

改質装置を使用するときには、パイプの内部に高温の排気ガスを通し、これらのパイプの外側部分に原料ガスを通す。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION