6. 実証実験報告
昨年度は、造舶Webシステムのデモンストレーションを行うことで、各参加会社に評価するフェーズを設けたが、本年度は最終年度の実証実験に先立ち、実際に造舶Webシステムを数社で導入し、実業務に照らしてシステムの評価を行った。
6.1 実証実験の目的
各社が設計技術情報を取引先会社と交換する業務において、本造舶Webシステムを適用した時に生じるメリット・デメリットを抽出し、本システムの実用性を検証すること、及びその後の造舶Webシステム開発にそれらを反映させることを目的としている。
6.2 実証実験概略スケジュール
実験は、ポンプの実証実験を先行して行い、その後、発電機エンジン・電動機の実験を行った。品目ごとの実証実験概略スケジュールを表6-1実証実験概略スケジュールに示す。