(イ) 3D2S
殻艤一体の工程設計の例として、3D2Sについて示す。この例では、船殻のルールを実行した後、艤装の組立手順を設定する。自動組立ツリー生成結果を図5.3-18の左側に示す。これでは、外板、デッキ、バルクヘッドをそれぞれベースとする3個の中組ブロックを組み立てて、大組ブロックを作成するという手順になっている。このケースでは、本来ならば大組直送材となるべきピラーがデッキ中組に所属しているという不具合が生じた。このような場合は手動で修正することで、図5.3-18の右側に示すように、容易に組立ツリーを変更することが出来る。