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『100万回生きたねこ』舞台装置図

 

登場人物

◆ねこ

◆王さま

◆影

◆船乗り

◆泥棒

◆手品師

◆おばあさん

◆女の子

◆白猫

◆語り

 

生きる…

演出/矢羽田輝伸

「はるのひ はるのひ うらうらと 照れば萌えます たんぽぽの ……」

たんぽぽの綿毛が、小さな手の拍手に支えられ、東へ西へ、南へ北へと舞いはじめて五十年がたちました。

今、私たちは、より身近な演劇をめざし「わたげ班」をつくりました。今までやってきた経験を生かして、さらに子どもたちに近づいていこうとする試みです。

この「100万回生きたねこ」は、佐野洋子さんの作品の中でも多く読まれている作品です。

子どもをとりまく暴力的な事件が次々と起こる昨今、「生きる」ということを、この作品を通して皆さんと考えていきたいと思っています。「生きる……」大変重苦しいテーマですが、そんなテーマだからこそ愉快に軽快に爽快にやれたらと皆で話し合っています。

舞台はある国、ある都市の公園、一本のガス燈が立っていて……。児童劇にはめずらしいリアルなセットで、皆さんと出会います。

100万回生きたねこって、どんなねこ?それは、それは、その日までの、お・た・の・し・み……

 

 

 

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