3. 揺れない浮体構造物設計マニュアル
これまでの研究の成果を、揺れない浮体構造物(動揺制御構造物)設計マニュアルとしてとりまとめた(別途資料参照)。本マニュアルの中には、動揺制御の効果を視覚的に確認できるよう動揺制御効果シミュレーションを含んでいる。また、広く本研究の成果を周知し、活用していただけるようパンフレットを作成した(別途資料参照)。
4. おわりに
3ヶ年にわたる研究の結果、従来の浮桟橋等の浮体構造物に比較し動揺を大幅に低減できる動揺制御機構を開発し、その成果を設計マニュアルとしてとりまとめた。
本マニュアルは、今後浮体構造物を企画、設計する際の参考となるもので、これを広く活用していただき、「人と地球にやさしい 揺れない浮体構造物」が広く普及していくことを期待している。
最後になりましたが、高木委員長をはじめとする各委員の方々には、活発なご意見、ご助言をいただき大変熱心にご指導していただきました。また、国内調査、海外調査で訪問し貴重なご意見をいただいた関係者の皆様方に厚く御礼申し上げます。