逆に都市部では、自動車の排ガスや工場の噴煙などが、プラスイオンを多く発生させる要因になっています。プラスイオンは集中力低下やイライラなどの症状を引き起こすと言われていますが、マイナスイオン発生器を搭載した家電製品は、こうした症状を自宅で手軽に緩和する手段として注目を集めています。
いち早くマイナスイオンに目をつけたのは、シャープ。約2年前にマイナスイオン発生器付き空気清浄器を売り出しました。マイナスイオン発生機能を持った製品には、他に松下電気産業の加湿空気清浄器、東芝キヤリアのエアコン、オーデリックのファン付き天井灯などがありますが、値段はやや高く、例えば空気清浄器ですと、マイナスイオン発生器の無い機種の2倍前後かかります。