なお、日常的に使わない西日本でも、演歌の世界では鼻濁音が多く使われているようです。
信州大学のマセ ヨシオ名誉教授を中心とするグループが、昨年長野市内の小学生35人に聞き取り調査しました。鼻濁音で発音すべき言葉を話してもらい、出来た数を集計したところ、1975年には91%の成績だったものが24年間で5.7%にまで落ちました。また、78年には長野県更埴市の小学4年だった22人に21年ぶりに再調査したところ、「信号」「金魚」など16の言葉すべてを鼻濁音で答えた人は、前回の59%から4.5%になり、もともと話せた人も使わなくなっていました。