「言語」
消えつつある鼻濁音
がぎぐげごを鼻へ抜けるように発音する鼻濁音が、存続の瀬戸際にたっています。この四半世紀で、ほとんどの子供が発音出来なくなった地域があります。アナウンサーも出来たり出来なかったり。日本語の上品さの代表例とされる音の響きの未来はどうなるのでしょうか。
助詞の「が」をはじめ、「鏡」、「音楽」など、語中や語尾のカ行を鼻から息が抜けるように発音するのが標準的で、これを鼻濁音と呼びます。新潟、群馬、愛知など一部を除き東北から近畿にかけてが使用地域とされてきました。しかし東京では、1940年頃以降に生まれた人の言葉から、これが急速に失われました。