「世界最大の船を造ろうとした訳ではない。客の需要に答えようと船上での活動を増やそうとした結果、サイズが大きくなった」と、同社のジャック・ウィリアムス社長。
ここ5年間、成長著しいクルーズ業界では、「世界最大の船」の交代が続いています。ボイジャーに抜かれる前の「グランド・プリンセス」は、世界最大の期間が僅か18ヵ月。その前の「カーニバル・デスティニー」も2年以下でした。またイギリスのキュナード社は、2003年迄にボイジャーよりも大きい船を造ると言います。
一方で業界からは、「乗客の管理が難しく、航路も限られる為、船は大きすぎてはならない」との声もあります。