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(3) 造船事情

 

独立後は、軍需から民需産業への転換が進められ、ほぼ80%が達成されている。

独立後は、軍需から民需産業への転換が進められ、ほぼ80%が達成されている。

独立直後の93年には、35隻、25万G/Tの年間建造量があったが、その後は年々減少傾向にあり、97年、98年の建造実績は共に8万G/T弱である。

ただし、ロイド統計による98年末現在の99年分手持工事量は、28隻、54.5万G/Tとなっている。

現在、ウクライナには10数社の主要造船所があるが、代表的なのはChernomorsky Shipyardであり、90,000DWTまでの船舶建造が可能である。

なお、最近の建造実績の推移および建造船種は、次の通りである。

 

船舶建造実績の推移

(100G/T以上の鋼造船)

506-1.gif

(注) 1999年は98年末現在の手持工事量による。

(出所) ロイド統計

 

船種別建造船舶(98年)

506-2.gif

(出所) ロイド統計

 

 

 

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