(注) 1991年は旧ユーゴスラビア分を示す。
(出所) ロイド統計
(B) 海運事情と保有船主の実態
アドリア海に面するスプリット、リエカ、シベニク、ドゥブロブニク、プーラ、トロギールなどの都市と、そこに所在する大手の海運会社、造船所は、1992年のユーゴスラビア連邦共和国の樹立と共に、クロアチア共和国に分離した。
このため、分離前の1991年の旧ユーゴスラビアの保有船腹量462隻、330万G/Tは、92年以降激減して2,000〜5,000G/Tで推移しており、商船隊としての形態をなしていなし。
現在、ユーゴスラビアの主要海運会社は、次の3社に過ぎない。