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(3) 造船事情

 

ポルトガルの主要造船所は、同国最大のSolisnor Estaleiros Navais S.A.(最大建造能力70万DWT型船)が廃止となったため、建造ではViana do Castelo、修繕ではLisnaveが代表的な造船所となっている。

この他に100社以上の造船所があるが、いづれも小型造船所であり、うち3分の1は鋼船の建造・修理、残る3分の2は木造船の建造・修理およびFRP船の建造造船所である。

ポルトガルの船舶建造は、1993年の15隻、99,437G/Tをピークに年々減少しており、98年は12隻、24,748G/Tとなっている。

一方、修繕業はEC諸国内での最低の労賃と、リスボン、セツーバル両港の地の利などにより、内外修繕船を中心として好転の兆しをみせている。

ポルトガルの最近10年間の船舶建造実績の推移は、次の通りである。

 

船舶建造実績の推移

(100G/T以上の鋼造船)

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(注) 1999年は98年12月末現在の手持工事量による。

(出所) ロイド統計

 

 

 

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