(出所) ロイド統計
(B) 海運事情と保有船主の実態
ノルウェーは、世界海運の主導国であり、保有船腹量の2,314万G/Tはギリシャに次いで世界第2位であり、世界船舶の4.35%を占めている。
海運は、ノルウェーの経済に大きな比重を占めており、国内経済の90年以降の立直りに対しても、石油・非鉄金属の輸出の好調と共に、海運収入の拡大が大きく貢献している。
ノルウェー船主はタンカー、バルク・キャリア、一般貨物船などの分野では、外国との競争上次第に不利になってきているため、最近では運航費節減のため、船籍を外国に移し外国人船員を雇用する動きも活発化している。
一方、LNG・LNG船の部門では近代化された新造船を稼働して、国際競争力を強化している。
ノルウェーに登録の海運会社は、外資系のものを含めて2百数十社に達しているが、主な海運会社とその概要は、次の通りである。
1. Belships co. Ltd., skibs-Als
(所在地) Lilleakerveien 4, PO Box 23 Lilleaker, N-0216 Oslo 2, Norway
(保有船舶)