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韓国

 

韓国造船産業

 

1. 序論

現在、造船企業9社が韓国造船工業協会(KSA)に加盟しているが、このKSA会員企業だけで韓国の総建造量の95%以上を占める。また韓国造船工業協同組合には、10,000DWT以下の船舶を建造する能力を具えた小型造船所が1998年末現在で58社加盟している。

第1表 KSA会員企業一覧

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出所:韓国造船工業協会(KSA)

2. 新造船関係データKSAの統計によると、1999年前半に韓国造船業が確保した新規受注量は2,818,000GT、98年同期比で37.7%の減少を示している。これは海運市況の低迷による、昨年と比較して大幅な低落である。

船種別の内訳を見ると、タンカーが1,790,000GTで全体の63.5%を占め、以下、コンテナ船が709,000GT、25.2%、その他が319,000GT、11.3%となっている。

 

 

 

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