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図1.2からわかるように、数は少ないが観測位置及び航路が陸地に分布しているデータがある。電子媒体化されたデータは、さらに適切な方法により品質管理をする必要がある。本事業では、これらのデータを世界気象機関の基準に則り、品質管理する予定である。気象庁により品質管理(平成8年度報告書p.11;2.3データの品質管理)を受けたデータは、国内外のデータセンター、気象海洋機関、大学および一般の利用者に公開される。本年度事業では、平成9、10年度事業でデジタル化した約55万通のデータを品質管理し配布する予定である。

表1.2と図1.4〜1.6にこれまでの事業で電子媒体化したデータの総数を示す。これらには、品質管理済みデータと未品質管理データが含まれる。表1.2によると、データの総数は約163万通であり、うねりを除く各要素のデータは、約150万通以上あるごとが示される。

図1.4は年毎のデータ数を黒棒(本年度事業)と白棒(平成7〜10年度事業)で示す。この図より、本年度事業では1921〜1923年のデータが電子媒体化されたことが示される。古い年代順に電子媒体化を行っているので、1924年以降のデータが未だ電子化されていないことが推測される。

図1.5にはこれまでに電子媒体化した全てのデータの観測位置を、図1.6には緯度経度10度格子に含まれるデータの個数を示す。これらには、品質管理されていないデータを含むため、位置が正確でないものも示されるが、神戸コレクションに含まれる船舶データは、北太平洋の北緯20〜50度に集中して分布することが示される。

 

 

 

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