検索項目エディットボックスヘの入力はリアルタイムに検索に反映される。
選択解除 現在選択されている点の選択を解除する。
二次元的な点の検索には二つの方法が用意されている。
一つは、検索項目エディットボックスに検索対象となる点のラベル名を入力する方法である。検索項目エディットボックスにラベル名を入力すると、その時点でラベル名が一致する点がアイテム項目リストボックス中で選択される。また、選択されたアイテム項目の一次リンクアイテム項目が、一次リンクアイテム項目リストボックス中にリスト表示される。検索項目エディットボックスの入力内容を変更すると、それにあわせてアイテム項目リストボックスと一次リンクアイテム項目リストボックスの内容も変化する。
もう一つの方法は、アイテム項目リストボックスから直接ラベル名を選択する方法である。アイテム項目リストボックスを上下にスクロールさせて、目的のアイテム項目を探し、マウスボタンで選択する。すると、検索項目エディットボックスに検索対象となった点のラベル名が表示され、一次リンクアイテム項目リストボックスに、一次リンクアイテム項目がリスト表示される。アイテム項目リストボックスヘの操作と同様の操作を、一次リンクアイテム項目リストボックスでも行なうことができる。
c-2 三次元的な点の検索
三次元目次ウィンドウ上に表示された点をマウスボタンで選択すると、選択された点と、その一次リンクアイテム項目のみがラベル表示される。このようにすることによって、点とそれに関連した点群の空間的な位置関係を際立たせ、より観察しやすい画像を得ることができる。
また、メニュー項目の「非選択の点群」の表示チェックボックスを選択することで、選択された点と一次リンクアイテム項目以外の点群を隠し、純粋な項目間の関連のみを観察することもできる。
c-3 二次元的/三次元的なアイテム球検索の関連
三次元目次は、点群の全体的・空間的な関連を観察するのには適しているが、そこから特定の点に直接注目するのには不向きな表現手法である。これに対して二次元目次では、人間の知識から直接的な点への関連を導きやすいが、注目する点と全体との関係の把握は難しい。
そこで、立体目次モデルアプリケーションでは、二次元目次と三次元目次を連動させることによって、両者のメリットを生かした検索を実現させた。
二次元目次のアイテム項目リストボックスで選択されたアイテム項目は、三次元目次でも同様に選択され、二次元目次で一次リンクアイテム項目がリスト表示されるのと同時に、それらが三次元目次上でも選択される。同様に、三次元目次で選択された点は、二次元目次アイテム項目リストボックス中でも選択され、一次リンクアイテム項目もリスト表示される。
このようにすることによって、人間の記憶と巨視的な立体目次のグローブ表現の橋渡しを行ない、知識整理の効率化を図ることができる。