図2-24は情報交換のために使用している機器の船種別の内訳である。携帯電話の使用がモーターボートで特に高く、旅客船、貨物船あるいは油送船でFAXを利用しているのが目に付く。また、遊漁船ではマリンVHFを全く利用していなかった。
図2-25は同様に船の大きさ別の内訳である。5t未満の船では、特に携帯電話の使用が多かった。また、それ以外のものを見ても小型船ではやはり簡易な機器類の利用が多いようである。
図2-26はパソコンと船舶竃詰や携帯電話を用いて、船上におけるインターネットやE-Mailの利用率を示した。
「活用している」と「装備する予定がある」を併せると30%がそれを利用することになるわけだが、残り70%については未だその利便性を見出していないようだ。