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2.2 船上装置

船上装置は以下の目的の為の装置である。

(1)各種コマンドを水中装置へ音響伝送する。

(2)水中装置より音響伝送された観測データを受信し、表示、記録する。

但し、データの表示については、データが正常に受信していることを確認するための簡易的なものである。

主要性能を以下に示す。

 

性能

通信方式:

半二重双方向通信

搬送波周波数:

20kHz

変調方式:

QPSK(水中→船上)

FSK(船上→水中)

通信速度:

8kbps(水中→船上)

1kbps(船上→水中)

通信制御方式:

HDLC

送信電力:

0.1/1/10W(切替)

指向幅(-3dB幅):

50゚±7゚(at 20kHz)

最大送波レベル:

187dB(re 1μPa at 1m、at 20kHz)

 

船上装置のブロック図を次に示す。

 

 

 

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