辻功
Isao Tsuji

1959年東京生まれ、82年東京芸術大学器楽科卒業。在学中、オーボエを似鳥健彦、梅原美男、鈴木清三、小島葉子、W.リーバーマンの各氏に師事。85年第1回国際オーボエ・コンクール第2位(第1位なし)。87年北西ドイツ音楽院デトモルトを首席で卒業。在学中ヴィンシャーマン、シュマルフスの両氏に師事。現在、読売日本交響楽団首席奏者。
ポール・メイエ
Paul Meyer

菊地秀夫
Hideo Kikuchi

1971年生まれ。94年に桐朋学園大学クラリネット科を卒業。96年には同大学研究科を修了。これまでに、クラリネットを二宮和子、室内楽を三善晃、徳永二男、鈴木良昭の各氏に師事。93年、東京現代音楽祭室内楽コンクール〈競楽II〉にて第2位となる。94年東京文化会館新進音楽家デビュー・オーディションに合格し、同コンサートに出演。95年には新しい世代の芸術祭にて、美術家、阿部尊美氏とのコラボレーションによるソロリサイタルを行う。96年ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習に参加し、奨学生賞を受賞。「アンサンブル・ノマド」メンバー
塚原里江
Rie Tsukahara

東京芸術大学、及び同大学院修了。1992年アメリカコロラド州のアスペン音楽祭に奨学生として招待されハロルド・ゴルツァー氏に師事。1994、95年桐朋学園大学嘱託演奏員、97年桐朋学園短期大学嘱託演奏員。現在、フリーの演奏家としてオーケストラ、アンサンブル等と共演。lSCM演奏会(日本作曲家演奏会)、日本の作曲家の個展等に出演。現代音楽の奏者として欠かせない存在である。これまでにファゴットを岡崎耕治、中川良平、室内楽中川良平の各氏に師事。
白谷隆
Takashi Shirotani

1971年姫路生まれ。12歳よりホルンを始める。85年第1回管打楽器フェスティバル、ホルン部門金賞受賞。94年に桐朋学園大学卒業。ホルンを安原正幸、山本昭-、西田末勝の各氏に、室内楽を鈴木良昭、中川良平、佛坂幸男、カール・ライスターの各氏に師事。「アンサンブル・ノマド」メンバー。
ガブリエレ・カッソーネ
Gabriele Cassone

佐藤紀雄
Norio Sato

1951年生まれ。71年現・東京国際ギターコンクール第1位。72年現代日本の作品によるリサイタルを開く。以後、内外の現代作品の演奏、指揮を中心に活動を続けている。これまでに79年「パリの秋」、86年ロンドン「アルメイダ・フェスティバル」、94年メキシコ「フォロ・インターナショナル」他、多くのフェスティバルに招かれる。90年京都音楽賞(実践部門賞)、94年中島健蔵賞、96年朝日現代音楽賞を受賞。同時代の室内楽作品に取り組む「アンサンブル・ノマド」を結成し、98年より東京オペラシティでの定期演奏会を開始した。
木村茉莉
Mari Kimura

9歳よりハープをヨゼフ・モルナール氏に師事。1963年パリ国立音楽院ハープ科に入学、ジェラール・デヴオス教授に師事。65年同クラスを首席で卒業。65〜67年フランス政府給費留学生として、フランス各地で演奏活動を行う。リサイタル、オーケストラとの共演はもとより、Music Todayをはじめ多くの現代音楽祭に出演するなど、現代作品の演奏には欠かせない存在であり、日本を代表するハーピストとして活躍している。82年第1回中島健蔵音楽賞受賞。福井ハープフェスティバル音楽賞(作曲部門)審査員。
松倉利之
Toshiyuki Matsukura

1977年東京芸術大学大学院修了。在学中に安宅賞受賞。80年パリ国際現代音楽コンクール打楽器部門で1位なしの第2位入賞。82年フランス中部各地で演奏旅行を行う。現在は、室内楽、室内オペラ、オーケストラの分野で演奏活動を行っている。エリザベト音楽大学、沖縄県立芸術大学非常勤講師。パーカッショングループ '72、東京シンフォニエッタのメンバー。
石内聡明
Toshiaki Ishiuchi

1975年東京芸術大学卒業。同年ジョイント・リサイタルでシュトックハウゼンの《コンタクテ》を日本初演して以来、国内・外を問わずソロ打楽器奏者として古典から現代までのさまざまなジャンルの企画・イヴェントに参加、共演している。現在、読売日本交響楽団首席打楽器奏者、パーカッショングループ '72のメンバー。
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