(4) フェリー利用実績
平成10年の神戸港におけるフェリーコンテナの取扱個数は移出で9,243TEU、移入で7,755TEUとなっている。
内航フィーダーが九州、中国地方との結びつきが強いことに比べ、フェリーは四国地方との結びつきが強い。
輸送実績の推移をみると、震災直後の平成7年に大幅に落ち込み、平成8年には一旦回復傾向を見せるものの、それ以降は平成10年にかけて年々減少する傾向が見られる。
特に、平成9年から平成10年にかけては四国方面の取扱量が減少しており、明石海峡大橋の開通による影響が出ているものと考えられる。