この都市は約350haの広がりを持ち、その中で｢国営明石海峡公園(淡路地区)｣、｢県立淡路島公園｣、大規模な土砂採取跡地の斜面地に緑の自然を復元し、その中に諸施設を配置する｢淡路夢舞台｣等を整備するもので、自然との対話、人との対話、世界との対話ができ、国内外の人々の心と文化が交流する｢コミュニケーション都市｣の形成と、阪神･淡路大震災の教訓を踏まえ、防災機能を持った安全なまちづくりをめざしており、平成12年3月の慨成を目途に整備を進めている。
○｢あわじ花回廊構想｣の推進(事業主体：兵庫県)
美しい淡路島づくりの実現をめざす｢淡路花回廊構想｣について、国、県、市町関係団体等で構成する｢あわじ花回廊構想推進協議会｣が中心となって、文化施設･公共施設をはじめとするスポット施設の緑化や、沿道におけるゴミ散乱防止等の取り組みを進めている。
○｢淡路島公園島憲章｣(仮称)の制定(事業主体：兵庫県)
”淡路の豊かな自然、伝統文化等を機軸にした公園島づくりを、すべての島民の参画により進めるため、遵守事項、行動指針を制定する。
(内容)
･淡路の豊かな自然･伝統文化等の保全･継承
･緑化･広告景観･ごみへの取り組み
･もてなしの心の涵養
