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開催県挨拶

徳島県交流推進局 観光交流課長 吉田信義(徳島県観光交流課長)

 

本日のワークショップは四国で初めて徳島で開かれ、開催にあたりまして、山下理事長様をはじめ財団法人アジア太平洋観光交流センターの皆様方にひとかたならぬご高配を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。

また、皆様方には、ご多忙のところご出席いただき加えて日頃は本県の観光振興のためにそれぞれの立場でご尽力いただいておりますことに厚く御礼申し上げます。

さて、21世紀のキーワードとして「国際化」という言葉がよく言われますが、観光面をとりましても、国際化は著しく進展しております。平成9年に日本に来られた外国人の方は約400万人、海外へ日本から行かれる方が1,600万人ということでございます。

昨今のアジアの経済危機とか、マイナスの影響はございますけれども、依然として基調としては増加の傾向にございます。本県におきましても、昨年度の徳島市内での外国人客の宿泊は、一昨年に比べまして観光客だけでなくてビジネス客も含め約4,000人増の1万2,000人ということでございます。県南の日亜化学の発光ダイオードの関係でビジネス客が非常に増えたという話も聞いておりますけれども、ビジネス客を含めた観光客をさらに増やしていくためには、県外の方に、あるいはまた徳島に住む方々にとって魅力あるまちづくりということは欠かせません。

本日のワークショップでは、外国人観光客誘致のために徳島県としてどうするべきかということを、その中でも郷土料理とか、まちづくりの観点から、さまざまなご提言をいただくとともに、明石海峡大橋開通後の本県の観光のあり方について、活発なご議論がされることを期待しております。

最後になりましたけれども、本日のワークショップが実り多いものになりまして、本日ご参加の皆様方の今後の活動の一助になるように祈念いたしまして、ごあいさつとさせていただきます。

本日はよろしくお願いいたします。

 

 

 

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