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毎日新聞社代表取締役社長

斎藤明

 

ご挨拶

 

本日、各地区の予選を勝ち抜かれた少年・少女剣士の皆さんとご家族を迎え、第34回全日本少年剣道錬成大会並びに第24回全日本少年剣道個人錬成大会が開催されるにあたり、ひとことご挨拶申し上げます。

毎日新聞社は、創刊当初よりスポーツの振興には積極的に取り組み、春の「選抜高等学校野球大会」を始め相撲、柔道、マラソン、テニスなど数多くのスポーツ事業を主催・後援し、今日のスポーツ隆盛の礎を築いてまいりました。

日本の伝統武道として育まれてきた剣道についても力をそそいでいます。昭和28年に始まった剣道団体日本一を決める「全日本都道府県対抗剣道大会」、個人の大学日本一の座を争う「全日本学生剣道選手権大会」、昭和37年からの「全日本女子剣道選手権大会」などを主催し、それぞれに長い歴史を刻み、剣道界に多くの優れた指導者を輩出してきましたことは皆様もよくご存知のことかとおもいます。

毎日新聞社はこれまで、全日本剣道道場連盟と共催で少年・少女剣士の精神鍛練と交流の場として「ジュニア剣道大会」を開催してまいりましたが、毎日新聞創刊125年を機に、昭和41年に始まった伝統ある本大会の特別後援をさせていただいております。今後も、この有意義な事業に協力させていただけることは、毎日新聞社にとっても大きなよろこびであります。

日頃の稽古が実を結び、日本武道館に集まられた少年・少女剣士の皆さんには鍛練した力をこの大舞台で十二分に発揮していただくとともに全国の仲間と友情を深め、楽しい思い出をつくっていただきたいと思います。

最後になりましたが、本大会の開催にあたりご協力いただきました関係各位のご尽力に対し、心から厚く御礼申し上げます。

 

 

 

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