プレジャーボート等の安全運航のために
第四管区海上保安本部航行安全課
1. 海難の発生状況
平成10年の要救助船舶(救助を必要とする海難に遭遇した船舶)は、全国で1,726隻、四管では94隻であり、このうちモーターボート、ヨット、遊漁船などのプレジャーボート等の海難は、全国で736隻、四管では44隻でした。
これら要救助海難に伴う死亡・行方不明者は、全国で157人、四管では9人でした。
このうちプレジャーボート等については、全国で29人、四管では3人となっております。
プレジャーボート等の海難の占める割合は、全国では43%、四管では約47%を占め、船舶用途別で第1位となっています。
この傾向は、昭和61年から続いており、海洋レジャーの盛んな当管区の特徴となっています。
四管におけるプレジャーボート等の海難について、船型別にみますと