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g) 行動パターン:

1] 曳網時間・回数:20〜30分、10回

2] 投・揚網時間:投網3〜5分、揚網3〜5分

3] 曳網方向・速力:決まっていない。約3ノット

4] 網の大きさ:水深の4〜5倍

 

(3) 情報入手(現況および将来の希望)について

1) 無線設備の設置状況

1] 漁業無線(27MHz):全船

2] ラジオ:ほとんど無し

3] 船舶電話:外海船は全船、内湾船は無し

4] 携帯電話:内湾船のほぼ全船

5] VHF・FAX:なし

2) 現在の管制信号所の提供情報の利用状況

表示灯(紅灯、白灯)、表示板(矢印)、表示盤(時計)の順によく利用している。

ラジオ放送は利用していない。

巨大船の入航予定については保安部へ電話による問い合わせ、またはFAXにより入手している。

3) 必要な航行安全情報

272-1.gif

 

(4) 危険遭遇状況等について

1) 危険な状況等

伊勢湾内では操業海域が大型船の主航路から離れており、危険な状況はほとんどない。

大型船を800〜1,000mで避航し、危険な状況とならないようしている。

2) 避航するための所要時間(漁具の収容等)

針路変更で避航する。

 

(5) 伊良湖水道周辺の問題点について

大型船の通航が優先されている。

 

 

 

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