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(2) 船種/船齢構成

船種、船齢と航海数の関係及び船種、船齢と船舶数の関係を、表2.2-44〜表2.2-55に示す。また、船齢と航海数の関係を図2.2-32〜図2.2-37に示す。

なお、添付資料20に航海数からみた詳細な船齢別構成を、添付資料21に船舶数からみた詳細な船齢別構成を示す。

貨物船の平均船齢は航海数でみた場合12.1年、船舶数でみた場合12.3年であるが、10〜19年の船齢の船舶が多くを占める500GT〜999GT(航海数で17.1年、船舶数で17.3年である。)及び1,000GT〜2,999GT(航海数で16.0年、船舶数で16.9年である。)の小さな船型では平均船齢が高く、一方30,000GT〜99,999GT(航海数で9.6年、船舶数で8・9年である。)の船型で船齢が若い。

タンカーの平均船齢は航海数でみた場合8.9年、船舶数でみた場合9.2年であるが、10〜19年の船齢の船舶が多くを占める500GT〜999GT(航海数で13.6年、船舶数で13.1年である。)及び10,000GT〜29,999GT(航海数で10・6年・船舶数で10.4年である。)の船型では平均船齢が高く、100,000GT以上(航海数で7.3年、船舶数で7.4年である。)の超大型の船型は平均船齢が若い。

液化ガスタンカーの平均船齢は航海数でみた場合11.7年、船舶数でみた場合11.0年であるが、半数以上を占める30,000GT〜99,999GT以上の船型で船齢が高く、航海数で14.9年、船舶数で13.7年である。他の船型階級で航海数と船舶数でやや異なるが平均船齢が若い。

旅客船の平均船齢は航海数でみた場合13.3年、船舶数でみた場合16.1年であるが、約3分の2を占める10,000GT〜29,999GTの船型で航海数で10.5年、船舶数で15.4年と平均船齢がやや若く、他の船型階級では、3,000GT〜9,999GT(航海数で20.6年、船舶数で16.0年である。)、30,000GT〜99,999GT(航海数で17.1年、船舶数で19.7年である。)の船型で平均船齢より高い。

 

 

 

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