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表2.2-24(3):20万載貨重量トン以上の日本寄港タンカー(その3)

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(7) ケミカルタンカーの使用航路及び航行隻数密度

図2.2-21は、1997年に日本に寄港したタンカーのうちケミカルタンカー(呼称:日本寄港ケミカルタンカー)が採用したと考えられるすべての航路を示したものである。タンカー全体の航路(図2.2-14(37ページ)参照)と比べて航路網が当然のことながらシンプルとなっている。

図2.2-22は、図2.2-15(38ページ)と同様日本周辺海域を緯度/経度のそれぞれ0.5度(30分)単位のメッシュに区分し、各区分海域における船舶の航行隻数の密度を示したものであり、ケミカルタンカーがどの海域を多く航行しているかを示すものである。関東以西の太平洋沿岸から台湾海峡を結ぶ経路と、関門海峡から韓国南部を結ぶ経路に船舶の航行密度が高くなっている。メッシュ当たりの最大隻数は1,742隻である。

 

 

 

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