(6) 1997年に日本に寄港した20万載貨重量トン以上のタンカー
1997年に日本に寄港した20万載貨重量トン以上の全タンカー154隻を載貨重量トンの大きい順に表2.2-24に示す。
また、これらタンカーのOD(仕出港―仕向港)表を表2.2-22に、船籍国と船齢の内訳を表2.2-23に示す。
この表をみると、全タンカーでは6%程度の日本・中東間の航海数は20万載貨重量トン以上のタンカーでは約35%と割合が大きく、全タンカーでは日本・中東間と同程度の日本・東南アジア間は、20万載貨重量トン以上のタンカーではその割合が小さくなっている。
船籍別については、上位国はパナマ、日本、リベリア、シンガポールと全タンカーの場合と変わらないが、韓国は含まれていない。
平均船齢でみると、7.4年と全タンカー(船舶数)の場合の9.2年より1.8年若く、船籍別ではパナマ6.1年、日本9.7年、リベリア6.3年、シンガポール8.2年と、代表的便宜置籍国では全タンカーの場合より船齢が若いが、日本は1.5年高くなっている。