(2) 動静
表2.2-1は、1997年に日本に寄港した船舶(呼称:日本寄港船舶)の航海数を、仕出港(O:Port of Origin)及び仕向港(D:Port of Destination)のゾーン別に集計したものである。
これをみると、日本の内水内諸港間(下記参照)を除く各ゾーン間の航行としては、東京湾、大阪湾及び伊勢湾のゾーンの順で多くなっており、これら三つのゾーンで40%弱となっており、これに極東ゾーン(図2.1-2港ゾーン区分図1]のゾーン分類がEastAsia、並びにOD総括表見出しの仕出港または仕向港のゾーン分類がEastAsiaで示されているゾーン。以下同じ。)の諸港との航行を併せると約60%を占めている。
なお、2.2.6に主要船種別の東京湾内の諸港間、伊勢湾内の諸港間、大阪湾内の諸港間、大阪湾を除く瀬戸内海の諸港間、大阪湾の諸港と大阪湾を除く瀬戸内海の諸港間、大阪湾及び瀬戸内海の諸港と瀬戸内海を経由して関門港を結ぶ(以下、これらの諸港間を内水内諸港間という。)航行に関する航海数を示す。