(3) 緊急時の応急対策について、十分話し合っておきます。
1] 緊急時の信号はどうか。
2] 電話連絡の場合には、その連絡先はどこか(海上保安庁の現地機関への連絡速報などを含める)。
(4) 作業中に起こり得る、あらゆる事態に即応できるように、十分な作業員を配置しておくとともに、作業分担を事前に定めておきます。
(5) 作業開始前に、船内設備や機器類の再点検と確認を行います。
1] 弁の開閉に誤りはないか。
2] パイプに破孔郡や開口部はないか。
3] 油面計の作動は良好か。
4] ホースなどの長さは適当か。
5] 使用するホースやその接続部分(ナットの片締め、パッキン、フランジ等)の状態はよいか。
6] 油受皿やスカッパーへの木栓又はウエスなどによる施栓は十分か。
7] 使用後ホースを取り外したとき、取外し口にとりつける蓋の用意はよいか。
カーゴラインは正(+)圧か。
8] エアパイプは開放されているかどうか。
9] オイルフェンス、油処理剤などの防除資器材が準備されているか。また、オイルフェンスが展張しているか。