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財団法人 日本消防協会

会長 偲沈橘タ

 

ごあいさつ

 

第18回全国消防殉職者慰霊祭を挙行するにあたり一言ごあいさつ申し上げます。

我国消防は、明治からの近代消防の歴史を背景に昭和23年の自治体消防発足以来、旺盛な郷土愛護と崇高な消防精神に燃えた全国の消防団職員により、地域に根ざした防災活動を展開し、広く国民の信頼と尊敬を得て参りました。

しかし、こうしたなか、誠に残念なことでございますが、毎年消防殉職者が発生しており、その御霊は5280柱を数え、このことに思いをいたすとき耐え難い深い悲しみを覚えるとともに、ご遺族の皆様の胸中はいかばかりかとお察し申し上げます。

当協会では昭和60年4月に全国消防殉職者遺族会を発足させ、尊霊のご遺徳を顕彰し、ご遺族相互の助け合いと親睦とをはかり、相互扶助の増進のための活動をして参りました。

今後とも、このようなかたちでご遺族とともにありたいと考えております。

また、消防団員の安全指導や消防装備等の充実強化など、公務災害をなくすための事業にも力を入れて参ります。

我々消防人一同は、本日の慰霊祭を機に安全で住みよい社会実現のため精進邁進することが尊霊のご遺徳に報いる道と考え、一層の努力を惜しまないことを謹んでお誓い申し上げます。

終わりに、ご遺族の皆様方のご健康とご多幸を心から祈念いたしまして、ごあいさつといたします。

 

 

 

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