6] 試験開始から24時間後、ふるいを引き上げ、30秒間水切りをし、4]のとおり吸水された試験水の正味重量を求める。
7] 供試体が水中に没する等変化が認められた場合は、その状況を観察し記録する。
8] 上記試験を3回行い、平均値を出す。
3) ピロー型
1] 水切りが適切に行われるような網目のバスケットを試験水の中に浸し、30秒間水切りさせたあと、バスケットの重量を測定する。
2] バスケットの中央に供試体を水平に置き、供試体が自由に浮くような深さまでバスケットを容器内に下げる。
3] 15分後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間水切りをする。
4] 水切りした状態で重量を計測し、バスケットの重量及び供試体の重量を引いて、吸水された試験水の正味重量を求める。
5] 計測終了後、再度バスケットを容器内に戻す。
6] 試験開始から24時間後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間水切りをし、4] のとおり吸水された試験水の正味重量を求める。
7] 供試体が水中に没する等変化が認められた場合は、その状況を観察し記録する。
8] 上記試験を3回行い、平均値を出す。
4) ブーム型
1] 水切りが適切に行われるような網目のバスケットを試験水の中に浸し、30秒間水切りさせたあと、バスケットの重量を測定する。
2] バスケットの中央に供試体を水平に置き、供試体が自由に浮くような深さまでバスケットを容器内に下げる。
3] 15分後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間水切りをする。
4] 水切りした状態で重量を計測し、バスケットの重量及び供試体の重量を引いて、吸水された試験水の正味重量を求める。
5] 計測終了後、再度バスケットを容器内に戻す。
6] 試験開始から24時間後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間水切りをし、4] のとおり吸水された試験水の正味重量を求める。
7] 供試体が水中に没する等変化が認められた場合は、その状況を観察し記録する。
8] 上記試験を3回行い、平均値を出す。
2 評価方法
(1) 吸油性能
9年度の吸油性能調査はマット型で、供試体の面積を同一として実施し、供試体1枚当たりの吸油量を用いて吸油性能の評価を行った。
10年度は、種々のタイプの油吸着材の吸油性能を調査するため、マット型を除き、供試体の長さ、幅、重量はバラバラであり、統一した規格で実施することができないことから、供試体1個の吸油量で評価することはできず、吸油性能の評価に当たっては「単位重量当たりの吸油量」を用いた。