天の川や流れ星が見えた。10時30分に就寝だが、12時にはまた血糖値測定。2日目はハードなスケジュールで子ども達もだいぶ疲れていたが、そのぶん仲も良くなった。
3日目;8月8日(日)
子ども達も2日目に十分泳いで疲れたようで、希望を取って海水浴を中止。
学園で自由時間にする。まだ元気な子は卓球をしていた。違う班の子同士ももう仲良しだ。帰る前に大掃除をする。低血糖気味の子がいたのでジュースを飲ませようとしたら、もう一人の子に「普段ジュースが飲めないから、低血糖で飲んでいる子を見ると少しずるいと思う」と聞かされた。頭ではわかっていてもやはり思うことはある。掃除が終わると退園式。キャンプはもう終盤だったが、帰りのバスや電車でも子ども達は元気に遊んでいた。住所を教え合う子どもも多く、ここでできた関係をこのキャンプだけにとどまらせたくないという気持ちが見られた。このキャンプの目的にあるように、同じ病気の友達ということもあるのだろうが、そんなこと関係ないぐらい仲良くなっているのも確かだ。とにかくキャンプのあいだずっと、子ども達は元気だった。確かにずっと血糖値のことは気にかけているが、それもネガティブなものではなく積極的な自己管理といえるものだった。