近畿地区公立文化施設協議会
技術研修会レジメ
■演題 【舞台の安全管理と創造活動】 音響創造施行プランの立場から
株式会社 甲子社エイ・ブイ・シー
堀江正
1. はじめに
2. 音響創造と舞台
◆音響創造の空間とは・・・舞台空間、客席空間は無限の創造の場
◆音響プランの構築・・・演出上の要望に応える音響創造と整合
◆催事ジャンルにおける音響創造のコンセプトづくり・・・経験・実際・手法
・大阪ドームにおけるクラシックコンサート・・・実は工事現場監督
・東大寺昭和大修理落慶法要催事・高野山野外薪能・・・文化財への配慮・景観
・関西発osk日本歌劇団ミュージカル本公演・・・慎重な安全対策と舞台・客席
3. 音響創造と安全管理
◆ハードプランニング上における安全管理
・音響システムと電源管理
・音響システム仕込み、撤収上における安全管理
・プランナーとオペレータスタッフにおける安全に対する共通認識
◆演出音響上における安全対策の構築
・演技動線に対する安全の配慮
・プラン上における安全の定石
・暗転転換の危険性を配慮した安全な仕込み、養生
4. 安全管理における規制とルールの関係
・規制・・・規制のあり方を間違えば、創造表現の阻害となる要素が潜在する
・ルール・・・舞台の歴史にはぐくまれたルールから、相互信頼の中で安全に対する認識をたかめる事が肝要
5. 結び
以上