第2節 自律的転居か他律的転居か
転居が自律的なものか他律的なものかをみると、「しかたがなかった」が51.2%に対し、「自分が望んだ」が42.3%であった。
男女年齢別では、男性前期高齢者は、「自分が望んだ」が48.7%に対し、「しかたがなかった」が45.1%であった。男性後期高齢者は「しかたがなかった」が55.0%に対し、「自分が望んだ」が40.0%であった。女性の前期高齢者は「しかたがなかった」が52.3%に対し、「自分が望んだ」が41.7%であった。女性の後期高齢者は「しかたがなかった」が54.5%に対し、「自分が望んだ」が39.4%であった。
男女年齢別に比較すると、前期高齢者では男性では「自分が望んだ」が女性よりやや高く、「しかたがなかった」が女性よりやや低い。後期高齢者では男女で差はみられない。