女性の前期高齢者は「自分の年金」が46.2%で最も多い。次いで「配偶者の年金」が20.6%となっている。女性の後期高齢者は「自分の年金」が56.4%で最も多い。次いで「配偶者の年金」が17.4%、「同居の子どもからの援助」が14.1%となっている。
(4) 転入者、転出者、区内転居者の比較
転入者、転出者、区内転居者を比較すると、全体の傾向は変わらない。
男女年齢別では、男性では、「自分の年金」が転出者で高い。女性の前期高齢者では「配偶者の年金」が転出者で高い。女性の後期高齢者では、転入、転出、区内転居者で大きな差はみられない。
第3節 住居の状況
1. 転入者
(1) 転入前
住居の状況をみると、転入者では転入前は持ち家が43.6%で最も高い。借家は小計で31.8%(民間の借家:20.9%、公営・公団・公社の借家:6.9%、社宅等:3.9%)、特別養護老人ホーム・老人保健施設・病院・有料老人ホーム・ケアハウス・シルバーピアが合わせて1.5%、間借りが1.0%である。
男女年齢別では、男性は持ち家が41.0%で最も高い。借家は小計で31.7%(民間の借家:19.4%、公営・公団・公社の借家:5.8%、社宅等:6.5%)、特別養護老人ホーム・老人保健施設・病院・有料老人ホーム・ケアハウス・シルバーピアが合わせて1.4%、間借りが0.7%である。女性の前期高齢者は借家が小計43.8%(民間の借家:28.1%、公営・公団・公社の借家:10.9%、社宅等:4.7%)で最も高い。持ち家は38.3%、間借りが2.3%、特別養護老人ホーム等はみられなかった。女性の後期高齢者は持ち家が52.4%で最も高い。借家は小計20.6%(民間の借家:15.1%、公営・公団・公社の借家:4.8%、社宅等:0.8%)、特別養護老人ホーム・老人保健施設・病院・有料老人ホーム・ケアハウス・シルバーピアが合わせて3.2%、間借りはみられない。
(2) 転入後
転入後では借家は小計で38.7%(民間の借家:24.1%、公営・公団・公社の借家:13.1%、社宅等:1.5%)で最も高い。持ち家は34.7%、特別養護老人ホーム・老人保健施設・病院・有料老人ホーム・ケアハウス・シルバーピアが合わせて3.0%、間借りが1.5%である。