属性別にみると、65〜69歳の者では転出者の全疾患の有病率が低く、後期高齢者(75歳〜)では転入者の外傷・骨折、その他の病気の有病率が高く、配偶者のいない者では転入者の胃腸病の有病率が低く、配偶者のいる者では転出者の脳出血・脳梗塞などの有病率が低かった。以上の結果から、有病率でみる健康状態は居住移動の違いで差がないことが示された。
表3-2-1 有病者数と有病率(全疾患)
表3-2-2 有病者数と有病率(高血圧)
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