いままでの平均的な住まい方は新婚時代のアパートからはじまり、賃貸マンション、郊外の庭つき戸建と、家族の増加、成長に応じて家の面積と家財を増やし続けてきました。子供が成人し、就職し、結婚しても一緒に生活できるのではないか、そんな期待は子供の独立、転勤などでその意味を失います。子供がいなくなった後の中高年齢者の住まい方はその状況の変化に対応した次の選択肢が用意されないまま置き忘れられています。
1960年代以降の高度成長経済に乗って全国各地で建設されたニュータウン、戸建住宅団地においては高齢化、居住者人ロ減少が問題となっています。それは成人した子供たちを送り出した後の中高年齢者の新しい住まい方を考えることの必要性をも痛感させます。多くの中高年齢者は身の回りの品物を極力整理し、生活を簡素化し、親しい仲間、肉親たちと交流し合いながら地域の中で何か打ち込めるものを持って生きていきたい!そう望んでいます。
(神谷和夫)
コンピュータシステム開発グループ
最近パソコンを購入しサービス活動に利用しようとしている団体が急増しているようです。
しかし、サービス活動が忙しいことと、何にどのように利用したらよいのかわからなくて、せっかく高価なものを入手したのに有効利用できていない団体も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
例えば個人別の介護サービス記録が欲しいとか、給食サービスを行っている団体で材料を調達する都合1週間分の配食予定数を把握したい等、団体運営上の重要な管理資料が欲しいが、手作業では時間がかかって大変、という声も聞こえてきます。
一方、表計算用のソフトを使ってアプリケーション(適用業務)プログラムを作成し、作業を簡素化するとともに、スピーディーに処理している団体も見受けられます。
さまざまな使い方のノウハウをお互いに交換し合ってそれぞれがパソコンの効率的な使い方をしたいものです。
(北崎弘也)