─うばがもち屋─
目川からそれこそ目とハナの先にうばがもち(姥ケ餅)屋はある。現在は国道沿いに建っている。昔の場所とはずいぶんと違うらしい。さあて、絵の目川の豪邸がわからぬまま、また、石部からスタート。なるほどこれも、絵の目川の三上山は手前の山々が邪魔をして見えない。道なりに30分ほどで栗東(りっとう)地区に入る。
瓦屋根の重厚な家が多く、梁(はり)などは紅柄(ベンガラ)が使われている。つまり石部−栗東−目川−草津こんな順にのんびり歩いて、2時間、いや1時間半といったところか。またまた、旧うばがもち屋跡を訪ねようと探し回るけれど、店員さんはわかるはずもなく、街の人々の説明の突飛さに面食らうばかりで宿本陣も改装中。とうとう市役所様のお世話になったのでありました。草津って奥の深い場所だ、カンタンに通り過ぎる場所ではない。必ずまた来るぞ! とにかく、ここで1泊。