3]ケーブル心線番号又は色分けとコンタクトの番号は、図面指示どおり結線し、誤配線のないように注意する。
4]接栓のキャップにケーブルクランプのあるものは、確実にケーブル外被を保持して締め付けること。
(8) ケーブルのクランプ方法
(a) レーダーユニットのケーブル導入部付近では、ケーブルに無理が掛からない位置で、できる限りユニットに近いところで必ずケーブルをクランプすること。
レーダー空中線の場合などで、防振ゴム台を用いて装備されたユニットの場合は、防振性能を損なわないように注意しなければならない。
この場合、第1クランプまでの寸法は450mm以上を標準とする。
(b) ケーブルのクランプ(例)
ロ.クリップ(図3・54参照)
支柱又は馬を用いて、黄銅や軟鋼製クリップでケーブルをクランプする。
(9) ケーブル類の貫通・導入
ケーブルを、水密が要求される機器へ導入する場合、あるいは水密甲板や隔壁を貫通させる場合には、電線貫通金物(グランドともいう)を使用する。
防水を必要としない甲板や隔壁を貫通させる場合、あるいは非防水機器へ導入する場合には、ブッシングやコーミング(電線貫通管ともいう)を使用する。