3・5 導波管
3・5・1 接続方法
(1) 接続箇所のフランジにはチョークフランジとプレンフランジ(別名フラットフランジともいう。)とがあり、必ず1対として使用する。また、チョークフランジは空中線側(上側)に位置させること。
(図3・5参照)
(2) チョークフランジ側には防水用ガスケット(Oリング)を挿入する。(図3・5参照)
(3) 接続ねじには、防食のためステンレス製のねじを使用すること。他の材質のねじは、絶対に使用してはいけない。(図3・5参照)
(4) 接続は自然に力の加わらない状態で行われるべきであり、引張り、押し付け、ねじれなどストレスのかかる作業をしてはならない。ひずみにより亀裂が生じ浸水の原因になる。
(5) 直線部分には必ず一箇所現場合せの部分を設け、(4)項で禁止した作業が避けられるようにしなければならない。このためには、作業のやりやすい場所を選ぶことも必要である。(図3・6参照)