(1) 水防栓口は3・6・2(9)〜(10)にしたがって処理すること。要点は、ケーブルの処理を確実に行い、ケーブルに合った栓口部品を使い、専用工具を用い確実に締め付けることである。締付け後(油性)パテを詰め込むこと。
(図3・2参照)
(2) 導波管は装備要領書に従い、接続フランジ部には規定のガスケットを溝に入れ、挟み込みのないことを確認してから、ねじ止めをする。指示のある場合は、一〜二箇所のフランジ部にテフロンシートを封入する。
装備後、できればシリコンゴム系コンパウンドをフランジ接合部とねじ部の周囲にまんべんなく塗っておく。コンパウンドを塗付する場合は、塗布面(部)はできる限りよく脱脂しておくこと。
(3) ペデスタルカバーの周囲は通常ガスケットが入っていて、そのまま締め付ければ簡単に水密がとれるようになっているが、締付けねじは一箇所だけ締め付けずに対角線上に徐々に締め付けるようにすると、ガスケット面が均一に無理なくカバーとペデスタルに当たるようになるので注意深く作業を進めること。(図3・3参照)