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表2・25 耐衝撃試験

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表2・25の衝撃エネルギーは、表2・26によって、直径25mmの半球状の焼鋼製の衝撃頭をもつ質量Mのおもりを高さhから落下させて加える。

 

表2・26 衝撃エネルギーを与えるおもりの質量及び落下高さ

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試験は、ガラス製の透光性部品については3個の試験品に対してそれぞれ1回、その他の部品については1個の試験品に対して2回衝撃を加えて行う。この場合、衝撃を加える点は、最も弱いと判断される箇所とする。

試験は、周囲温度25±10℃で実施する。ただし、容器又は容器の部品がプラスチック材料で作られている防爆電気機器は、それが使用される場所の温度より10℃高い周囲温度(最低50℃)及び-25±3℃の低い周囲温度でこの試験を実施する。

なお、防爆電気機器が屋内専用である場合は、低い周囲温度の試験を-5±3℃で実施することができるが、この場合には、その旨を防爆電気機器に表示する。試験の結果、試験品に電気機器の防爆構造を損なうような損傷を生じてはならない。

 

 

 

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