ここに
W0; 被測定機の無負荷損(W)
WT; 任意の電圧での駆動機入力(W)
WM; 駆動機の無負荷損(W)
WL; 駆動機の負荷損(W)
WC; 無負荷鉄損(W)
Wm; 機械損(W)
(ii) 電動機法による測定
駆動機のない場合は、電動機として無負荷で回転速度一定とし界磁電流を調整しながら、任意の端子電圧に対する電動機入力を測定し図2・19と同様な曲線を得る。
無負荷損は次の式による。
W0=ELI-(I2Ra+2I) (W)…………………(2・21)
ここにEL; 端子電圧(V)、I; 入力電流(A)、
2I; ブラシ損失(W)、Ra; 電機子巻線抵抗
(直巻、補極、補償巻線抵抗を含む)(Ω)
(b) W"c; 負荷を考慮した総鉄損(W)
図2・21から次によって求める。
発電機の場合 (端子電圧+内部電圧降下)に対する無負荷損曲線上の鉄損
電動機の場合 (端子電圧-内部電圧降下)に対する無負荷損曲線上の鉄損