(a) 電気機器の材料及び部品の試験・検査
(b) 電気機器の製造中及び部品の完成時における試験・検査
(2) 船内における試験・検査
(a) 電気艤装工事中における検査
(b) 船内試験・検査(効力試験・動作試験)
1.5 復習問題(1)
(1) 運輸局で実施される検査には、いかなるものがあるか。
(2) 試験とは、いかなる行為であるか。
2 製造工場における電気機器の試験検査
2・1 試験の予備知識
2・1・1 試験・検査の種類
(1) 試験・検査方式
(a) 全数試験・検査
全数の製品について行う試験・検査をいう。
(b) 抜取試験・検査
検査品中から無作為に抜取った電気機器について、その結果により試験・検査品全数の合否を定める試験・検査をいう。
(2) 試験・検査の分類
電気機器の製造工場における試験は次の3つに分類され、検査官又は船級協会検査員の立会検査などは、一般に受渡試験の全部及び参考試験の全部又は一部が行われ、形式試験は特に要求される場合を除き製造工場が自主的に行う。
(a) 形式試験
形式試験は製品の性能を知るために、原則として製造工場において行う試験である。
(b) 受渡試験
受渡試験は受渡しの際に行われる一般的な試験である。
(c) 参考試験