2・13・19 模写伝送装置
この装置には、気象関連、航行警報、新聞及び漁海況情報などを受ける一般には気象ファックスという受信専用の装置のものと、相互に情報通信を行う通信用ファックスとがある。
(1) 気象模写電送
各国の気象庁からそれぞれの周辺の天気図や気象資料がファックス放送され、それを受信/受画することで正確な気象情報が得られる。
ファックス放送は、世界の約16ヶ国がサービスを行っていて、日本ではJMH(東京第1)及びJMJ(東京第2)のコールサインで気象庁が放送している。
(2) 航行警報、新聞模写電送
JJC(海上保安庁及び共同通信社)のコールサインで共同通信社が沿海における水路情報、警報、一般ニュース、海運水産ニュースなどを放送している。ただし、この放送は共同通信社と受信契約をしないと受信できない仕組みになっている。