図5・3
(3) 以上の理由から、脈流の波を細かくするには、電機子コイルの数と整流子片の数を増やせばよい。しかし、いくら増やしても電池電源のように1直線状にはならないが実用的には差し支えない。 5・1・3 整流回路による直流 この場合は、交流電源のものを直流に変換する場合に使用する回路であって、これには半導体ダイオート等を使用して直流にするものである。そして次のような方式がある。 (1) 単相半波整流方式
(3) 以上の理由から、脈流の波を細かくするには、電機子コイルの数と整流子片の数を増やせばよい。しかし、いくら増やしても電池電源のように1直線状にはならないが実用的には差し支えない。
5・1・3 整流回路による直流
この場合は、交流電源のものを直流に変換する場合に使用する回路であって、これには半導体ダイオート等を使用して直流にするものである。そして次のような方式がある。
(1) 単相半波整流方式
図5・4
図5・4(a)の回路を用いて整流された電圧波形は、図5・4(b)のように脈動している。図5・4(a)において出力側即ち抵抗側の電圧の最高値と最低値との差をΔVとするとき、ΔV/VDCを脈動率という。 注 : ダイオードとは、電流が(+)方向には通ずるが、(-)方向には通じないような性質を持っているものである。
図5・4(a)の回路を用いて整流された電圧波形は、図5・4(b)のように脈動している。図5・4(a)において出力側即ち抵抗側の電圧の最高値と最低値との差をΔVとするとき、ΔV/VDCを脈動率という。
注 : ダイオードとは、電流が(+)方向には通ずるが、(-)方向には通じないような性質を持っているものである。
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