(敬称は省略させて頂きます)
第45回全国里親大会は、平成11年10月8日(金)長崎県佐世保市民会館において全国から里親里子はじめ関係者約千人が参加して盛大に挙行された。
式典は10時に開始され次の次第で進められた。 (1)高松宮妃殿下御歌朗詠 (2)開会の辞(長崎県里親会長 橋田村俊) (3)君が代斉唱 (4)里親信条朗読・唱和 (5)大会会長式辞(全国里親会会長 渥美節夫) (6)主催者挨拶(厚生省児童家庭局長 真野章、長崎県知事 金子原二郎、佐世保市長 光武顕) (7)顕彰(厚生大臣感謝状・大会会長感謝状贈呈)(別掲) (8)記念品贈呈(NHK厚生文化事業団・テレビ朝日福祉文化事業団) (9)祝辞(全国社会福祉協議会会長 長尾立子) (10)受賞者謝辞(長崎県里親会 松本満晴)
式典に引き続いて厚生省児童家庭局家庭福祉課長 萩原英俊の行政説明(別掲)が行われ、午前の部が終了した。
昼休みのアトラクションは、佐世保市内の保育園児達の「光の子キンダーマーチングバンド」による演奏と演技が披露された。
午後は13時から長崎県の原田広志、三根信道及び田山忠孝の3人の体験発表(別掲)が行われた。そして各発表者に対し資生堂社会福祉事業財団から感謝品が贈呈された。
引き続いて13時40分から「子育て支援と里親の役割」というテーマで上智大学教授網野武博の記念講演(別掲)が行われた。
14時50分から全体会に移り、前回の富山大会処理報告に続いて九州地区里親会副会長山田幸人が平成11年度の里親制度の推進に関する要望書(別掲)の報告を行った。そして本大会全般に対する質疑応答が行われ、次回開催地の和歌山県里親会の挨拶、最後に長崎県里親会副会長松本智経の閉会の辞で大会の全日程を終了した。
本大会が終始円滑に運営され、所期の目的を達成できたのは、ひとえに長崎県、佐世保市、長崎県社会福祉協議会、佐世保市社会福祉協議会及び長崎県里親会等関係の方々の並々ならぬ御尽力の賜によるものであって、改めて厚く感謝申し上げる次第である。
