全日本シティホテル連盟
相手国の主要な、広告媒体、宣伝媒体に直接、日本語の原稿送っても良いし、あるいは現地の言葉に直して送っても良いし、国際観光振興会にも、大体、PRマネージャーがいて、日本語の原稿を相手国の言語に直して、メディアには流します。でもやはり、相手の国の新聞に売り込むのが一番良いです。ほとんど載せてくれます。
コーディネーター
まとめとして、官民一緒になって外客誘致をやらないといけないということです。よくわかってるんですけども、なかなかうまくいっていないとか、民の方がついて来てくれないとかです。誘致の効果が上がらないと、事業の効果がないという問題になるのですが、観光行政、観光協会・連盟の1つの役割としては、民間をいかに支援するか、あるいは、商売でやりつくすかということが、1つのキーになると思います。次に、県内観光協会・連盟なりの、その組織の体制のあり方です。例えば宮崎県の場合には、マーケット別に担当者を設けるまでやってらっしゃる。それは非常に、効果的だと思います。それから、個人旅行者への対応なんですけれども、やはり、具体的な情報を発信していかなければいけないということがあります、個人旅行者の場合には、情報がある意味では命ですから、ここで食事するとか、どこで遊ぶとか、どういう交通アクセスであるとか、そういう情報を、積極的に相手に見せて、インターネットなり、あるいは、パンフレット、コンベンション参加者に届けるなり、そういう形で、発信していく手はあるかな、というように感じます。更に、特に都市観光の場合には、日本の若者の集まる所、日本の国内旅行者が集まる、あるいは地元の住民が集まる、スポットも、観光目玉の1つであるということです。あと、イベントの活用なんですが、イベントに誰が来るのか、そういうことをちゃんと、冷静に分析して、そのイベントは、どのように一番活用したら、外客誘致に結びつくのか、そういうことを考えなければいけないと思います。サミットや、ワールドカップの場合には、メディア戦略が一番大事ではないかなという気がします。
以上、あまり良いまとめにはなりませんでしたけれども、今後の外客誘致戦略の策定についてですけども、いろいろ今回は話しましたけれども、もっと大きな戦略の観点に立って、その戦略のもとに、個々の事業を実施していくというようなことで、外客誘致ができたらなという気がします。この分科会で討議された内容をご参考にされて、是非外客誘致に力を入れて頂きたいと思います。