添付資料 34
レセプションにおける谷野海上技術安全局長の挨拶文
ISO/TC8 10月20日夜レセプション 局長挨拶
1 感謝の言葉等
(1) ISO/TC8第18回会議が東京において開催されることを心よりお喜び申し上げます。
(2) TC8議長でおられますCapt.Piersall氏をはじめTC8のメンバーの方々には深く感謝します。
(3) 東京で行われるTC8の会議は今回で3回目です。
(4) 前回の第12回東京会議は1990年に開催し、田口賢士先生がTC8議長でご活躍され、活発な議論を交わして大成功のうちに会議を終了されたと聞き及んでおります。
2 国際標準の動き
(1)WTO(国際貿易機関)の成立、欧州の統合、アジア太平洋地域の急速な経済発展等、世界経済はグローバル化、ボーダレス化しております。
(2) このため、国際標準の重要性は高まっており、ISO/TC8の役割は、今まで以上に大きくなっております。TC8参加各国の今後の益々のご努力を期待しています。
3 ISO/TC8の幹事国
(1) ISO/TC8は50年以上の歴史がありますが、この間、オランダはTC8の幹事国として国際規格の作成、普及に多大の尽力をされたことに、心より敬意を表します。
(2) オランダの後を受け、日本がTC8の幹事国として、日本の(財)日本船舶標準協会が事務局を努めることになりました。
(3) この協会は本年で30年を迎え、船舶関係の日本工業規格(JIS)を作成、普及等を行ってきているところです。
(4) TC8の幹事国につきましては、運輸省と致しましても全面的に協力しているところですが、皆様のお力を借りて、このISO/TC8を盛り上げていただきたいと思います。
4 最後の言葉
最後に、今回のTC8会議においては、有意義のある活発な議論を期待し、また、この会議が成功裏のうちに終わることを祈念致しますとともに、皆様、日本に来られたわけですから、十分に東京の生活をエンジョイして下さい。